ダンロップ SX300 インプレ|ピュアドライブとクラッシュを経て、50代がここに落ち着いた理由

この約10年でラケットを3種類使ってきました。バボラのピュアドライブを3年半、ウイルソンのクラッシュを4年、 そしていまはダンロップの SX300 を2年。

そのときそのときで最適なラケットを選んできたつもりで、3本目はダンロップの SX300 です。なぜ前の2本からダンロップの SX300 に至ったのかを書きます。

2年使って分かったこと

  • ボールの食いつきで選びました。パワーはピュアドライブほどではありません。それでもこちらを使っています
  • クラッシュもよかったのですが、年とともにしなりを返す力が必要で合わなくなってしまいました。球のスピードが出なくなり、クラッシュから SX に変えました
  • SX はスピン主体の打ち方に合います。ショートクロスやトップスピンロブを打つ人向けです
  • 300g は自分には重くありません。
  • 2025年モデルも試打しました。スピンのかかりは上。重さは変わらない印象です

ピュアドライブ、クラッシュ、そして SX300

自分はスピンをけっこうかけるタイプです。ショートクロスやトップスピンロブが好きで、 ボールをこすって落とす打ち方をします。だから、球離れが早すぎるラケットは合いません。ラケットを選ぶ基準は、ずっとそこでした。

  1. 40代前半

    バボラ ピュアドライブ

    3年半

    飛ぶ。ただし、つかめない

  2. 40代半ば

    ウイルソン クラッシュ 100

    4年

    つかめる。ただし、しなりを返す力が要る

  3. 50代

    ダンロップ SX300

    2年・使用中

    つかめて、そこそこ飛ぶ

ピュアドライブ(40代前半・3年半)

パワーが出るラケットです。振れば飛びます。 ただ、ボールをつかむ感覚が少ない。当たった瞬間に離れていくので、 こすって落とすショットが思ったところに収まりにくかった。 「ピュアドライブ 飛びすぎ」という検索語があるのを後で知りましたが、自分の実感もそれに近いものでした。

クラッシュ 100(40代半ば・4年)

次に選んだのが、しなりで知られるクラッシュです。ボールをつかむ感覚はすごく良かった。スピンの感覚は、3本の中でいちばん好きでした。

問題は、しなったラケットを跳ね返すのに自分の力が要ることです。 使い始めたのが40代半ばで、年齢がいってから使ったので、しなりを返すパワーが出ませんでした。つかめるのにボールに勢いが出ない。若いときに出会っていれば違ったと思います。

SX300(50代・2年)

ピュアドライブは飛ぶがつかめない。クラッシュはつかめるが飛ばない。SX300 はその中間でした。ある程度ボールをつかみつつ、パワーが出て、スピンがかかる。

正直に書くと、パワーはピュアドライブほどではありません。 それでも、ボールの食いつきがあるからこちらを使っています。年齢が上がるほど、飛ばす力より「思ったところに収める」ほうが効いてくるというのが実感です。

3本のラケットの位置づけ縦がパワー、横がボールのつかみやすさ。ピュアドライブはパワーが高くつかみが少ない、 クラッシュ100はつかめるがパワーが出ない、SX300はその中間にある。パワーが出る ↑球離れが早いボールをつかむ →ピュアドライブクラッシュ 100SX300
飛びを少し譲って、食いつきを取った位置にあります。自分の打ち方には、ここが合いました。

スペックと、私の張り方

ダンロップ DUNLOP テニス硬式テニスラケット SX 300 DS22201 フレームのみ

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300g、100平方インチ、バランス 320mm、16×19 の 2022年モデルです。 同じものを2本持っています。

ダンロップ SX300 の同じラケットが2本並んでいる
同じ SX300 を2本。ガットが切れても同じラケットで続けるためです

ガットがそこそこ切れるので、2本持っています。50代でもそこそこボールをこするので、2か月から3か月に1回はガットが切れます。

ガットはゴーセンのミクロスーパー 1.30mm を、メイン 47・クロス 45 ポンドで張っています。 学生のころから使っているガットで、乾いた打感が好きです。

ラケットに貼られた張り上げのシール。ミクロスーパー130、テンション47・45、張った日と次回の目安
張り上げのシール。3か月後が次の目安になっています

ただ、ミクロスーパーはモノフィラメントで、手に振動が来ます。 いまはマルチフィラメントのガットに替えるかを検討しているところです。 替えたら、別の記事に書きます。

「飛ばない」は本当か

SX300 を検索すると「飛ばない」という語が出てきます。ピュアドライブと比べれば、飛びません。それは事実です。

ただ、自分にとってはそれが欠点ではありませんでした。 飛びすぎるラケットは、こすって落とすショットが収まらない。飛びを少し抑えて、そのぶん食いつきを取ったのが SX300 だと思っています。 パワーで押すタイプの人には物足りないかもしれません。

300g は重いか

300g という数字だけ見ると、50代には重く感じるかもしれません。 自分の場合、重さそのもので困ったことはありません。

むしろ楽になったのは、クラッシュから替えたときです。 クラッシュは重さより、しなりを返す力が要りました。SX300 はその分の力が要らない。自分の場合、体にくる負担は重さの数字だけでは決まりませんでした。

2025年モデルを試打した

DUNLOP(ダンロップ) テニス 硬式テニス ラケット オールラウンドモデル 25 SX300 (フレームのみ)

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自分が使っているのは2022年モデルですが、友人が2025年モデルを持っていたので、 オムニコートで1時間ほど打たせてもらいました。グリップは自分と同じ3です。買ったわけではないので、試打の感想として読んでください。

自分は2022年モデルで満足しているので、いますぐ買い替える予定はありません。 ただ、これから SX300 を買う人が2025年モデルを選ぶのは自然だと思います。

いま買うならどれか

3本とも使った立場で、あくまで自分の打ち方と体で感じた範囲の話です。

過去に使った2本も載せておきます。自分が使ったのはそれぞれ当時のモデルで、リンク先は現行モデルです。打感は世代で変わるので、その点は差し引いてください。

バボラ Babolat 硬式テニスラケット PURE DRIVE ピュア ドライブ 2025 フレームのみ

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Wilson(ウイルソン) 硬式テニス 未張りラケット CLASH 100 V2.0

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この道具が、何をカバーしたか

カバーしたもの: しなりを返すパワーの低下。 クラッシュで感じた「つかめるのに勢いが出ない」を、食いつきを残したまま解消しました。

カバーしないもの: ピュアドライブ級のパワー。飛びは抑えめです。 手に来る振動も、ラケットではなくガットの側で考えているところです。

2本で使い回しているので、1本あたりの出番は半分。そのぶん長く使えています。

あわせて読む

このラケットに張っているガットについてはミクロスーパーに戻した理由に書きました。 柔らかいマルチフィールを試したうえで、もちを取って戻っています。

ラケット以外の道具は、日焼け対策から書き始めています。UVハンドカバーを使っている話とコートに日傘を持っていく話があります。

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